投資のリターンには不確実が伴う。リスクはリターンの源泉であり、適切なリスクテイクは必要だ。しかし、ギャンブル障害という精神疾患には注意が必要だ。
ギャンブル障害の診断には、DSM-5と呼ばれる精神障害の診断基準を用いることができる。過去12ヶ月間に以下の項目の4つ以上に該当する場合、ギャンブル障害の可能性がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%8
- 興奮を得たいがために、掛け金の額を増やして賭博をする欲求
- 賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる、またはいらだつ
- 賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなどの努力を繰り返し成功しなかったことがある
- しばしば賭博に心を奪われている(例:次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えること、を絶えず考えている)
- 苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い
- 賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を“深追いする”)
- 賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく
- 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらし、または失ったことがある
- 賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよう頼む
私の場合は、項目2と項目5の2つが該当した。オールキャッシュのポジションは落ち着かないので、項目2は該当する。売買時は不安に思うし、投資対象の調査は面倒くさいので、ネガティブな気分で投資しているため、項目5も該当する。
該当するのが2つなので、ギャンブル障害とは言えない。とはいえ、将来ギャンブル障害にならないように注意したい。
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