ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)のバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)が、Form13Fの第3四半期報告書を提出したので、ポートフォリオの動向を確認。目立つ動きは「石油株増、銀行株減、半導体銘柄のTSMC登場」の3点。
ポートフォリオと銘柄増減ヒートマップ
下記サイトにて、面積がポートフォリオ、色が増減を示すグラフが掲載されていた。非常にわかり易くて感心した。これを見ながら銘柄をチェックする。
https://hedgefollow.com/funds/Berkshire+Hathaway 2022年11月15日に取得
増加銘柄
増加銘柄は上図に緑色で表示されている。
CVX:シェブロン、OXY:オキシデンタル・ペトロリアムは、石油・エネルギー関連銘柄。バフェットは資源高がしばらく継続すると読んでいると考えられる。
TSM:台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)は世界最高水準の技術力を誇る台湾の半導体銘柄。Appleのチップ製造の請負あり。今回バフェットのポートフォリオに初登場。バフェットが半導体銘柄を買うのは珍しい。
PARA:バイアコムはマスメディア企業。
減少銘柄
減少銘柄は上図に赤で表示されている。
ATVI:アクティビジョン・ブリザードはゲーム会社。
BK:バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、USB:U.S.バンコープは銀行。一般的には銀行は金利上昇に強いが、これを減らすということは、FRB による利上げ局面が終盤に近いという読みがありそうだ。
KR:クローガーはスーパーマーケット銘柄。
GM:ゼネラルモーターズは自動車銘柄。
この他、保有額が0になった銘柄がある。STOR:STORE Capitalは不動産投資信託。
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