偕楽園(かいらくえん)は徳川斉昭(とくがわなりあき)が造園構想を練り設けた庭園。日本三名園の1つに数えられる。
梅林
広大な梅林があった。偕楽園は春には 3,000本の梅の花が咲き誇る梅の名所として知られている。私が観光をした日は、梅の葉は落ち寒々としていて、ここを歩いている人はほとんどいなかった。
孟宗竹林
吐玉泉
吐玉泉(とぎょくせん)は徳川斉昭が設置した井筒。一日に約100トン湧出する。この水は茶室の茶の湯にも供された。
紅葉・花
紅葉や赤い花を見かけた。
石碑
偕楽園には多くの石碑がある。
上の写真は偕楽園記碑。偕楽園の名前の由来や創設した理由、利用の心得などが、斉昭の直筆で記されている。
上の写真の碑には、正岡子規が詠んだ句「崖急に 梅ことごとく 斜めなり」が刻まれている。地形に合わせて梅の木が斜めに立ち、懸命に花を咲かせているが、これは生まれる場所を選べないが生きる人間の人生にも似ている。
全397巻の日本の歴史書「大日本史」は、この地で完成した。
撮影場所
撮影場所 | 偕楽園 |
撮影日 | 2021年11月7日(日) |
住所 | 茨城県水戸市 |
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