ライドログ:箱根峠、真城峠、霧香峠、山伏峠

観光をしながら、2日間かけてサイクリングをした。箱根峠、真城峠、霧香峠、山伏峠といった峠道を体験してみた。

1日目

コース

1日目は小田原市から出発し、紅葉を楽しみながら箱根の坂道を登った。ただ、国道1号線は交通量が多く、排気ガスが気になった。国道1号線の最高地点を通過すると、芦ノ湖までは下り坂だった。芦ノ湖を通過し、箱根峠を超えると長い下り坂になった。

柿田川公園を散策し、屏風岩や鮎壺の滝を見てから清水町に戻った。

この日走った距離は85.2km、獲得標高は1,335mと測定されている。ただしGPS不調区間があるため、実際にはこれよりは走行距離は短い。

塔ノ澤橋

塔ノ澤橋は、箱根の坂を登り始めた最初の方にあった吊橋。

紅葉と川の流れを楽しめる。

蛙の滝

塔ノ澤橋から少し登った所に蛙(かわず)の滝がある。木陰を作ってあげたら病を治してくれた蛙の言い伝えが由来。

国道1号最高地点

坂を登ると国道1号最高地点に到達した。雲の流れがとても早く、天気が晴れから曇り、曇から晴れに一気に変わったのが印象的だった。

ここから芦ノ湖までは下り坂になる。

箱根海賊船

芦ノ湖には箱根海賊船と呼ばれる観光船が運行していた。

柿田川公園

柿田川公園は湧水の地。水が湧き出ている場所が多くある。

砂が動いていることから水が湧いていることが分かる。

透明度の高いきれいな水を観察できる。

屏風岩

柿田川公園から北上し、屏風岩を観光した。

屏風岩は、溶岩が冷えて収縮し垂直に割れ目が入った岩。川の侵食によって観察できるようになっている。

五竜の滝付近

公園の営業時間が午後4時までだったため、五竜の滝を近くで見ることはできなかった。代わりに下流の川から見た。

きれいな水の川と泥水の川が合流する様子を見れた。

鮎壺の滝

鮎壺の滝も雄大な滝。この付近は、滝に関する観光地が多い。

2日目

コース

2日目は清水町から出発した。沼津御用邸記念公園を観光し、しばらく海沿いを走った。

その後坂道を上った。一番軽いギアでも重たく感じるほどの急な坂道だった。真城(さなぎ)峠を超えると下り坂だが、再び上り、瞽女(ごぜ)展望地を観光した。良い景色だった。急な坂道を更に上り霧香峠を通過すると下り坂になった。

下った先の修善寺周辺を観光した。

その後再び上り山伏峠を通過。急な下り坂を下り、最後海沿いを走り熱海をゴールにした。

この日走った距離は83.2km、獲得標高は1,560mだった。この日の峠道は車も少なく、排気ガスは気にならなかった。斜度はきつかったが、峠らしくて良かった。

沼津御用邸記念公園

沼津御用邸記念公園には古い建物が多い。

沼津垣は、篠竹(すずたけ)と呼ばれるイネ科の植物を編んで作る、景観的にも実用的にも優れた垣根。

瞽女展望地

しばらく海沿いを走った後、急な坂道を登る。真城(さなぎ)峠を超え下り坂を進み、再び上ると、坂の途中に瞽女(ごぜ)展望地がある。

展望台までの木道は、壊れそうでやや心もとない。

坂が急だった分、景色が素晴らしく思えた。正面に見える砂嘴(さし)と呼ばれる地形が御浜岬。

だるま山高原展望台

霧香峠を超えると下り坂になる。下ってすぐのだるま山高原展望台から富士山が見えた。天気は悪かったが、山頂を見ることができた。

修禅寺周辺

坂を下り、修禅寺の周辺にたどり着いた。観光地がコンパクトに集まっていて、人が多い人気の観光地になっていた。

修禅寺の入口。花々がきれいに咲いていた。

遊歩道から、川の流れや紅葉など、良い景色を楽しめた。

山伏峠

山伏峠まで再び上った。伊豆市側から上ると真城(さなぎ)峠や霧香峠の時ほど急な坂ではなかったが、下り坂は急だった。熱海側から上る場合は大変そうだ。

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