資産運用報告(2024年度)

2024年の運用資産は、増資2,653,509円、(含み)損益10,978,376円によって増加し、54,534,766円になった。

運用資産の推移

2024年の運用資産の推移は下記のようになった。8月に米国雇用統計で景気の失速が懸念され世界的な株安となった際に資産が減少したものの、その後は回復した。

保有銘柄の振り返り

好調だった保有銘柄

AIブームを追い風に、TSMC、NVIDIAといった主力銘柄が好調だった。また、NISAで買った光通信の株価が好調だった。

その他、ビットコインやイーサリアム、リップルといった暗号資産や、Xiaomiのような香港株も値上がりした。

このように、2024年の良好な相場環境のもと、株高の恩恵を受けた銘柄が多かった。

不調だった保有銘柄

国内株式の多くは不調だった。日経平均株価やTOPIXが好調だったのとは対称的に、値動きの冴えない保有銘柄が多かった。

特に、TKPやハナツアーといったアフターコロナ銘柄での損失が目立った。

2025年環境予想と投資計画

私個人の2025年の相場環境の予想と、それに基づく投資計画を、下記にまとめる。

国別の方針

米国でトランプ大統領が誕生することにより、減税が企業業績の追い風になる一方で、保護貿易により人やモノの流れが滞り非効率やインフレが発生することや、財政不安のような懸念材料も多い。総じて世界経済は良くなるか悪くなるか分からない。現時点で、米国株に関しての運用方針は、現状維持としたい。

中国は今にも台湾侵攻する勢いだし、日本の領空や領海の侵犯も繰り返している。世界平和を脅かす問題国家である上に、不動産バブルが崩壊した影響で株は安い。これだけ安いと、もし回復した際に置いてけぼりを食らうため、ある程度は株を買っておかざるを得ないと考える。台湾侵攻が確実となった段階で株を売るようにしたい。

日本株は金利の上昇に注意したい。また、東証が余計な施策を打ち企業にも株主にも悪い影響を与えることを警戒したい。

カテゴリー別の方針

世界情勢の不安から金(Gold)の代替としての特性を持つ暗号資産は値上がり傾向にあるが、ビットコインの半減期の特性から2025年の後半には失速するのではないかと考える。暗号資産は値上がりしたら売却する方針としたい。

AIブームとロジック半導体の需要は、まだ終わらないと予想している。現状、AIのモデルはその規模が能力を決める傾向が続いているため、引き続き計算能力の需要は拡大すると予想する。また、今後はマルチモーダル化や仮想空間でのシミュレーションが活発になる兆しがあり、ロジック半導体の需要は続くと考える。過度に安くなった半導体銘柄は購入したい。

インフレの再燃と金利の上昇を警戒し、もしそれらが起こった際に対応できるように、下がりにくい割安株やREIT銘柄をウォッチしておき、ポートフォリオを迅速に入れ替えられる状態にしておきたい。

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