資産運用報告(週次)2020年6月

2020年6月の資産運用の状況を週次で集計した。基準価額は、6月6日時点で年初比△1.11%、6月13日時点で年初比△2.71%、6月21日時点で年初比△0.28%、6月27日時点で年初比△0.07%、6月末時点で年初比△0.46%となった。

週次(6月6日)

運用資産額:17,464,151円 年初比△1.11%(基準価額ベース)

コロナ影響は収束に向かいつつあり、株式市場への資金流入が続いた。米国の雇用統計は市場予測と比べて大幅に改善された数値が発表された。

5月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比250万人増

ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は750万人減だった

前月は2070万人減(速報値2050万人減)に下方修正-1939年の統計開始後で最大の減少

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-05/QBGDMBDWRGG101

運用資産も回復傾向となった。運用成績は年初比△1.11%まで回復した。今年に入ってから入金した関係で、運用資産額は過去最高となった。

いくつかの銘柄を売買した。ハローズ(2742)は業績は絶好調だが、コロナ自粛がプラス寄与した面もあると考え、コロナ明けの事を考えて売却した。日本鋳造(5609)は東京オリンピック特需終了でかなり株安になっているが、世界的な半導体業界の復調を追い風に業績が上向くと予想して購入した。デルタ航空(DAL)をコロナ明けの業績回復期待から購入した。AT&T(T)を割安感から購入した。

週次(6月13日)

運用資産額:17,181,404円 年初比△2.71%(基準価額ベース)

景気減速懸念とコロナウイルスの第二波への警戒から、米国を中心に株安が進行した。特に11日は、ダウ平均株価が前日比1861ドル82セント(6.89%)安になる等、株安が進行した。

運用資産は年初比プラスまで回復した局面もあったが、結局前週比マイナスとなった。いくつかの銘柄を売買した。東京精密(7729)については、コロナによるデジタルトランスフォーメーションで半導体需要が増加する外部環境がありそうで、製造装置に需要が戻り業績が回復すると予想し購入した。グリムス(3150)は、コロナ禍の中でも安定して成長する見込みである事が業績予想開示で判明、株価が急騰した事を受けて、いったん利益を確定するために半分売却した。

週次(6月21日)

運用資産額:17,611,252円 年初比△0.28%(基準価額ベース)

コロナ流行による先行き不安はあるものの、米国を中心に経済指標はサプライズでプラスに振れ、金融政策も追い風に株式市場は回復基調となった。

運用資産の損益は年初来プラスへ転じた。ライオン(4912)の業績は絶好調だが、コロナ特需の終わりを意識した売りが入ると考え、売却した。Hamee(3134)は決算でコロナの影響は限定的だと確認でき、デジタルシフトを追い風に、今後、事業規模が拡大しそうだという期待感から、追加で購入した。

週次(6月27日)

運用資産額:17,648,894円 年初比△0.07%(基準価額ベース)

コロナ感染者数が再び増加傾向にあり、不安の多い相場環境ではあった。投資マネーは新興国株に向かった週となった。

運用資産はかろうじて増加した。コロナ拡大の不安が大きくなった事から、以前コロナで大きく売られていた所を購入した逆張り銘柄の売却をした。具体的には、and factory(7035)は、ホテル事業再開も、総じてホテル業界へのコロナ影響が大きく業績回復の見込みが購入時想定より遅いようで、半分売却した。AOKIホールディングス(8214)は、大きく売られていたところを拾ったものの、業績の戻りが遅そうで売却した。

月末(6月30日)

運用資産額:17,579,133円 年初比△0.46%(基準価額ベース)

6月の運用成績は+2.82%となった。基準価額ベースでは年初比マイナスも、入金の関係で損益は年初来プラスへ転じた。

6月に咲く花:アジサイ

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