2021年に読んだ良書7選

最近(2021年)の読了本の中から、推薦できる7冊を挙げる。

独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

学びについての技術を集めた本。何を学ぶか、どう学ぶかについてが、752ページにわたり記述されている。これを読むと、学習効率は必ず上がる。もっと早く読みたかった一冊。

個人的に良かったと思う学びのテクニックは、P506に記載の「ツブヤキ」だ。ツブヤキとは、本を読み、結果として浮かんだ自身の思考を声に出すことで、記憶と理解を深める技術とされる。ビル・ゲイツが本の余白に要約を書き込み効率良く学んでいたのを知っていたが、なかなかうまく真似をできなかった。だが「ツブヤキ」ならばできる。この技で、今後もっとうまく、本を読み、学習していこうと考えた。

また、学ぶことで、先人の考察・研究成果・発見を効率良く取り入れられる。学びとは、なんと贅沢なことかと思った。

とある会社の経理さんが教える 楽しくわかる! 簿記入門

BSとPLについて少し詳しく学びたいと思い、手に取って読んだ、簿記の入門書。仕訳や主要な勘定科目について学べる。会社の経理の人々が、どのような取り組みをしているのかを、垣間見れる。

特に良いと思ったのは第一章。「会計とは何か?」という問いに対して、基礎的・原則的な事柄から説明がある。これは初学者にとって、ありがたい。基礎・原則の視点があるからこそ、数値が何を表しているかついての意味や背景が馴染めるようになり、学習効率が高くなる。

パーフェクト Excel VBA

Excel VBAの機能を、コードとともに解説した本。全575ページと長いが、その分、広く深くExcel VBAを扱っている。初学者向けではないが、普段仕事でExcel マクロを書いているような人には丁度よい分量と難易度と言える。Excel VBAは、薄い本を何冊も読むくらいなら、この1冊を読んだ方が良い。

デザイナーじゃないのに! 意識低い系デザイン本。

良いデザインの成果物を作るための技術が言語化されていて、誰でもデザインの水準を上げられる構成になっている。

デザイン向上のポイントは、整列する、同じ種類のものを近接する、強弱をつける、反復する、余白があるレイアウトにする、無難な色やフォントを使う、といったところ。これらのポイントに注意することでデザインがどう良くなるか、具体例のbefore after形式で話が進む。

何かをデザインする際に注意すべき事が分かり、作ったモノの品質向上に役立つ。更に、デザインされたモノは、いたるところに存在するため、日々デザインを楽しむことに繋がる。

MBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた / MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた

50冊のビジネス書をまとめた本を2冊読めば、100冊の本の概要を知ったことになる。学びの効率が良い。

古典から比較的新しい本まで、重要なビジネス研究の結果を知ることができる。良い会社、良いリーダー、良いビジネス、ブランドの価値と効果、顧客等についての視点を得られる。仕事にも株式投資にも役立つ本。

コーポレートファイナンス 戦略と実践

経営企画室の上司の推薦で読んだ本。企業や事業の価値算出および株主還元について、具体例と理論とを、詳しく扱っている。読み進めるにしたがって難易度が上がり、読み応えがある。

いかに株主還元をするか?適切な借り入れとは?といった経営企画室業務に関係する知識が得られる。加えて、本書の充実したファンダメンタルズ分析は、株式投資の個別銘柄分析に役立つ。

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