2006年1月16日(月)、証券取引法違反容疑で、東京地方検察庁特別捜査部が六本木ヒルズ内の本社・堀江社長の自宅・新宿の事業所などに強制捜査を行った。これを受け、翌日以降のライブドア株はストップ安になった。
ライブドア・ショック前後のライブドア株価チャート
連続ストップ安と下げ止まり
1月16日に696円で引けたライブドア株は、翌1月17日に596円(-14.4%)、1月18日は売買成立せず、1月19日に416円(-30.2%)、1月20日に336円(-19.2%)、1月23日に256円(-23.8%)、1月24日に176円(-31.3%)とストップ安で下がり続けた。
この間のローソク足は実体(胴体)を持たなかったため、上図ではほとんど判別できない。(目を凝らすと横線を5つ確認できる。)
1月25日にようやく値がつき、137円(-22.2%)で引けた。この日の出来高は4億2155万6千株にもなった。
その後の下落基調
1月26日も株価は下がり、113円(-17.5%)で引けた。この日の終値は、強制捜査の日の終値と比べて、83.76%安の水準に相当する。ライブドア株は、株価が6分の1以下になるまで叩き売られた。
1月27日は終値139円まで反発したものの、総じて売り圧力は高く、2月2日に終値85円、2月13日に終値61円等、株価は下落基調で推移した。
4月14日にライブドアの株式は上場廃止した。
他の銘柄への波及
なお、ライブドア株の暴落は他の新興市場株に波及し、更に国内株全般に波及した。これらの株価暴落事件は、ライブドア・ショックと呼ばれている。
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