景気ウォッチャー調査(2023年8月)人流は良い一方で、燃料高騰と中国リスクが不安材料

内閣府が2023年9月8日(金)にリリースした景気ウォッチャー調査(2023年8月)の結果を確認した。

景気の先行きDI

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2023/0908watcher/watcher1.pdf

景気の先行きDIは前月と比べて2.7ポイント下がり、51.4となった。先行きDIは、やや下落傾向にある。

内訳では、飲食関連の下落が8.7ポイントと目立つ。一方で、小売関係の下落は1.1ポイントと小幅であった。

特徴的なコメント

2023年8月の色彩が強いコメント種別は下記のとおり。人流は良い一方で、燃料高騰と中国リスクが不安材料になっている。

プラス材料

・イベントにより活気が出ている。

・インバウンドの増加がある。

・ホテルの来客数は増加している。

マイナス材料

・ガソリンをはじめとする燃料高騰がコスト増加につながっている。

・中国経済の悪化の影響がある。

・中国の日本産水産物の輸入禁止措置が輸出にマイナス影響している。

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