景気ウォッチャー調査(2020年4月) 景気先行きは続落も、飲食関連が回復を始める

景気の見通しの参考に、内閣府が2020年5月13日(水)にリリースした景気ウォッチャー調査(2020年4月)の結果を確認した。

景気の先行きDI

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/0513watcher/watcher1.pdf

コロナウイルスの拡大防止のための活動の自粛が進み、景気の見通しは前月と比べ、2.2ポイント悪化し16.6ポイントとなった。2008年のリーマン・ショック時よりも更に悲観的な数値になった。

内訳では雇用関連が△6.2ポイント、非製造業△5.7ポイント、製造業△4.7ポイントと大きく悪化し、下げ止まらなかった。一方で、飲食関連は+4.6ポイントと回復を始めた。人の動きが戻ってきているという良い兆候だ。

コロナからの経済の回復局面は、飲食などの人の動きが先行し、その後、物やサービスの回復が付いてくるという順序になりそうだ。

景気判断理由

景気の悪材料が、切りがない程出てきている。

https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/0513watcher/watcher1.pdf

コロナウイルスの影響は、引き続き見えにくい。緊急事態宣言が解除されたとしても、外国含めコロナが収束しない限り、旅行やレジャーは引き続き控えられる懸念がある。この状況なので、ボーナス商戦は期待薄だろう。事業所の閉鎖が増加傾向にあり、雇用環境にはマイナスになっている。

まとめ

コロナ禍は景気の見通しを、リーマン・ショック時を超える水準まで悪化させている。旅行、レジャー、ボーナス商戦は期待ができず、雇用環境も悪い。ただ、飲食関連の景気の先行きDIが前月比プラスに転じるなど、状況が良い方向へ変化する兆しが出てきている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。